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中学時代から社会人までの約15年間、陸上競技に打ち込み、全国規模の大会にも多数出場しました。その経験をもとにランニングやマラソンに関するあれこれを書いたblogです。

ナイキの厚底シューズを履いてみた感想(ナイキ ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%)

「自分の足に合うランニングシューズを履いたら故障が減った」を書いているとき、

「何かと話題のナイキの厚底ってどうなんだろう?」

と、ふと思いました。

 

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それで、みっちゃん(高校時代の部活仲間。詳細は下のリンク参照)が履いているので、さっそく使用感をLINEで聞いてみました。

友人の競技復帰をサポート! 経験を活かしてなんちゃってランニング アドバイザー - runらん🎵blog


もともとはこのブログで特定のランニングシューズについて書くつもりはなかったんですが、思いのほか話が盛り上がっておもしろかったので、ナイキの厚底シューズ「 ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%」について書こうと思います。

 

この記事は公式情報や口コミなどを調べた内容ではありません。
そういうことは、他のブロガーさんやユーチューバーさんがやってくれています。
なので、ここではあくまでみっちゃんと私のプライベートなやり取りを中心にヴェイパーフライを考察しようと思います。
間違っていることがあるかもしれませんが、「そういう見方もあるんだな。」と寛容に読んでいただけると嬉しいです。

では!さっそく本題に。

 

ヴェイパーフライみっちゃんの感想


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上の写真はみっちゃんが富士マラソンフェスタでヴェイパーフライで走っている写真。

みっちゃんにずばり

「実際履いてどうなの?」

と訊いてみるとスマホ画面いっぱいの長文とヴェイパーフライの写真を送ってくれました。
まあ端的に言うと

・フワビヨン、フワビヨンというという感覚

・安定感がない

・それなりに筋力がないと履けなそう

・ゆっくり走る分にはメリットを感じない

・カーボンの反発を活かすにはストライド走法の方が合っていそう

ということでした。

この時点では、まだ私は現物は見ていないのですが、

・体幹が強くないとシューズに振り回されそう

・フォアフットの人に適した造り

という印象を持ちました。
これまでは、走り方に関わらず接地したときに安定するシューズが主流だったので、今までとは全く違う発想で作られたシューズだということが想像できます。

上の印象をみっちゃんに伝えると、みっちゃんも
フォアフット~ミッドフットくらいまでなら問題無さそうだけど、ヒールストライクの人だと母指球あたりのカーボンの反発が活かせないかも。

とのこと。

で、そんなやり取りをしてるうちに履きたくなってしまったので、みっちゃんのヴェイパーフライを借りて履きました!

 

ヴェイパーフライ私の感想

ジャーン!!
サイズが合っていないけど仕方ない。


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初めて足を通した印象は、

・ビヨンビヨンする

・ふくらはぎと足底の筋肉が疲れる

・レースの後半に疲労が出てもバランスを維持できる体幹が必要

・このシューズ好き!

でした。

想像していた以上に反発を感じて、小さい頃にテレビで見てかすかに覚えてるドクター中松さんのジャンピングシューズを思い出しました。

私は完全ではないけどフォアフットで走るタイプです。
そして、筋トレが嫌いだったので筋力をつけるよりも、体の動き・バネ・体重移動をうまく連動させてできるだけ筋力を使わずに省エネで走るスタイルでした。
ヴェイパーフライには、この走り方がマッチしました。

ちなにみっちゃんもヴェイパーフライを履いたときに最初に思ったのが

「babyllaに合いそう!」

だったそう。

おそらく、今でも競技者だったらヴェイパーフライをレースシューズにする!

 

フルマラソン用のシューズとしてのヴェイパーフライはどうか?

「レース後半までバランスを維持できる体幹が必要」

という話から、ラストが死ぬほどツラくなるフルマラソンで履くシューズとして、ヴェイパーフライはどうなのかという話に発展しました。

あ!ここからは、ほとんどが二人の推測の話なのでさらっと読んでください!!

正直、私の印象ではフルマラソン用のシューズとしてヴェイパーフライを履きこなせる人は限られると思います。

完全に推測ですが、ヴェイパーフライはエチオピアやケニヤあたりの選手のようなスピード系の走り方に合わせて作られたのではないかと思っています。
そう思わせるくらい、ヴェイパーフライの特徴を最大限活かせる走り方だと思うからです。

まず、「フルマラソンをスピード系の走り方で走る」という時点で履きこなせる人が絞られます。

そしてその走り方のままフルマラソンの30㎞以降ゴールまで、カーボンの反発に負けない体幹と脚力を残せる人がどのくらいいるかを考えるとさらに限られます。

 

私は昨年のMGCを見ていなかったのですが、みっちゃんが

「MGCの鈴木亜由子選手の走りがラストでえらく歪な動きになっているのは、カーボンの反発に体が負けたからかなぁとふと思った。」

と教えてくれたので、私も動画を見てみました。

確かに上半身の動きがカクカクしていていますが、他のレースも見ると鈴木選手の走りの癖なのかなと感じました。
一方で、MGCの40㎞あたりの走りを前から撮影した動画を見ると、ヴェイパーフライの反発が膝のあたりで逃げているようにも見えなくないし、横から撮影した動画を見ると路面を蹴らずに足を置いているだけのような印象を受けました。

これが疲労で自然とそうなったのか、必要以上の失速を防ぐためにカーボンの反発を生まないようにしていたのかは分かりません。
ですが、どちらにせよ女子では日本のトップクラスの選手でもフルマラソンで履きこなすことが難しいことはわかります。

今後、女子選手の筋力に合わせたモデルとか開発されるのかな~?
そのあたりが気になります!

 

ナイキ厚底シューズを一言で表すと

履く人を選ぶシューズ

だと思います。

ヴェイパーフライは「履く人がシューズに合わせる」というイメージを強く持ちました。

「すごいでしょ?履きたければ履けるようにトレーニングしてね!」

と言っているような気がします。

 でも、履きこなすことができれば強力な武器になりそうです!